新幹線で行く！子連れファミリーにおすすめのスキー場ガイド
冬の家族旅行としてスキーは非常に魅力的な選択肢ですが、小さなお子様を連れての移動はどうしても不安や手間が増えるものです。
そんな中で、新幹線の利用は、家族旅行を快適に、そしてストレスなく楽しむための理想的な方法となります。
この記事では、子連れで新幹線を利用して行けるおすすめのスキー場を紹介し、その魅力や利便性、そして新幹線での移動のコツをお伝えします。
子連れで新幹線を利用したスキーの魅力
子連れでスキーに行く際に新幹線を利用する大きなメリットは、まずその移動の快適さです。
新幹線は広々とした座席と静かな車内で、子どもも快適に過ごせ、長時間の移動でも疲れを感じにくいでしょう。
車のように渋滞に巻き込まれる心配もなく、時間どおりに目的地に到着できる点も大きな魅力です。
また、新幹線なら、スキー用具を持ち運ぶ際の不安も少なく、荷物の移動もスムーズに行えます。
さらに、新幹線の駅からスキー場までのアクセスが良好で、シャトルバスやタクシーを使って短時間でスキー場に到着できるケースが多いです。
途中で休憩を取れるため、子どもがぐずることなく、快適な移動が可能です。
新幹線でアクセスできるおすすめスキー場
ここでは、新幹線を利用して簡単にアクセスできる、子連れファミリー向けのスキー場を紹介します。
それぞれのスキー場は、家族連れにうれしい施設やコースを豊富に提供しており、初心者でも安心して楽しめるでしょう。
軽井沢プリンスホテルスキー場（長野県）
軽井沢プリンスホテルスキー場は、東京駅から北陸新幹線で約1時間の場所にあるスキー場です。
新幹線下車後、軽井沢駅からタクシーで約1分、または徒歩約10分で行けるアクセスのよさが魅力です。また、軽井沢駅とスキー場間は無料シャトルバスが運行しています。
子ども向けサービス
軽井沢プリンスホテルスキー場には、子ども専用のスキー・スノーボードスクールがあります。
初心者でも安心して学べるプログラムが用意されており、子どもたちは遊びながらスキーの基礎を学べます。
家族向けの施設とコース
ファミリー向けの広いコースが整備されており、初心者や子どもでも楽しめるコースが豊富です。
また、スノーマンパークというキッズエリアがあり、スノーエスカレーターやチュービングなどのアイテムが満載です。スキーが苦手な子どもも十分楽しめるでしょう。
さらに、スキー場内には休憩施設やレストランも充実しており、子どもが疲れたときにリラックスできるスペースも確保されています。
ゲレンデ情報詳細はこちら▶︎軽井沢プリンスホテルスキー場
かぐらスキー場（新潟県）
かぐらスキー場は、新幹線で越後湯沢駅まで行き、そこから直通のシャトルバスを利用して約18～27分で到着します。
越後湯沢駅までは、東京駅から約1時間30分で到着し、スキー場へのアクセスも非常に便利です。
子ども向けサービス
かぐらスキー場には、子ども向けのスキーやスノーボードスクールが完備されています。
スクールでは、経験豊富なインストラクターが子どもたちを指導し、安心してスキーを始められる環境が整っています。
家族向けの施設とコース
スキー場内には初心者向けのコースが充実しており、家族全員で楽しめる場所です。
広いゲレンデには、ファミリー向けのゆったりとしたコースが多く、初めてスキーに挑戦する子どもでも安心して滑れるでしょう。
また、田代エリアにはビギナーズパークがあります。
ゲレンデ情報詳細はこちら▶︎かぐらスキー場
湯沢中里スノーリゾート（新潟県）
東京駅から上越新幹線で約70分、そこから無料シャトルバスで約15分の距離にあるスキー場です。
また、越後湯沢駅から、JR上越線で約10分で行くこともできます。駅直結でゲレンデに出られるので、とても便利です。
子ども向けサービス
湯沢中里スノーリゾートでは、子ども向けのスキー学校があり、子どもがスキーを楽しみながら学べます。
また、障がい者向けのスキースクールがあるのも特徴です。
家族向けの施設とコース
家族向けのコースが豊富で、スキー初心者でも安心して滑れるエリアが整備されています。
また「スマイルキッズパーク」は入場料1,000円で、ソリやスノーチュービングが遊び放題なのも魅力です。
駐車場や「ブルートレイン・中里」の目の前なので、子ども連れも安心です。
また、休憩所やレストランもあり、家族全員がゆっくりと過ごせる場所が確保されています。
ゲレンデ情報詳細はこちら▶︎湯沢中里スノーリゾート
上越国際スキー場（新潟県）
東京駅から上越新幹線で越後湯沢駅へ、そこから上越線にて上越国際スキー場前駅で下車します。
電車を降りたら目の前がゲレンデです。
さらに、ホテルグリーンプラザ上越に宿泊する方は、越後湯沢駅から運行している宿泊者専用の無料送迎バスを利用できます。
子ども向けサービス
上越国際スキー場では、子ども向けのスキースクールが充実しており、初心者の子どもでも安心してスキーを学べます。
一般レッスンだけでなく、プライベートレッスンも用意されています。
家族向けの施設とコース
広いファミリー向けのコースが豊富で、初心者から上級者まで楽しめるゲレンデが整備されています。
また、子ども向けの遊び場が充実しています。
「キッズパラダイス」は、ホテル正面にある子ども専用の雪あそびゲレンデです。
周囲がフェンスで囲まれているため、安心して遊べます。スノーチュービング、エア遊具、スノースライダーなどが設置されています。
また、ホテルグリーンプラザ上越内には託児所が用意されており、2～6歳までの子どもを預けられます。
ゲレンデ情報詳細はこちら▶︎上越国際スキー場
舞子スノーリゾート（新潟県）
舞子スノーリゾートは越後湯沢駅から無料シャトルバスで約20分の距離にあるスキー場です。
東京駅から越後湯沢駅まで約70分で到着します。
子ども向けサービス
舞子スノーリゾートには、子ども専用のスキースクールやスノーボードスクールがあり、基礎を学びながら遊べます。
キッズ専用のゲレンデもあり、安心して練習できます。
家族向けの施設とコース
キッズパークにはスノーエスカレーターが完備してあり、手軽に移動できます。
ソリやスノーモービルで遊んだり、雪だるまを作ったりと、自由に遊べます。
また、家族全員でくつろげるカフェやレストランもあり、疲れた体を休められるのも魅力です。
ゲレンデ情報詳細はこちら▶︎舞子スノーリゾート
新幹線を利用する際のポイント
子連れでのスキー旅行を快適にするためには、事前準備と移動時の工夫が重要です。
特に新幹線を利用する場合、事前に準備しておけば、移動中のストレスを減らし、目的地でのスキーを存分に楽しめるでしょう。
ここでは、子どもを連れて新幹線を利用する際のポイントやコツを紹介します。
事前準備と持ち物
スキー旅行の準備は、特に子どもがいる場合、注意が必要です。必要なものをしっかりリストアップしておけば、当日慌てずにスムーズに出発できるでしょう。
以下で、子連れスキー旅行に必要な持ち物リストの一例をご紹介します。
スキー用具
・スキー板、スノーボード、スキーブーツ、ポール（レンタルする場合は不要です）
・スキーウェア（防水性・防寒性が高いものを選びましょう）
・グローブ、帽子、ゴーグル、スキーソックス
・防寒インナー（特に子どもは体温調整が難しいので、暖かく保つことが重要です）
・着替え一式
必要なアイテム
・身分証明書（旅行中の身分確認やレンタル用品申し込みに必要です）
・健康保険証（万が一のケガや病気のため）
・子どものお気に入りのおもちゃや絵本（移動中に退屈しないように）
2024年12月2日以降、現行の保険証は新たに発行されなくなります。
手元にある有効な健康保険証は、2024年12月2日から最長1年間（※）使用可能です。
（※有効期限が2025（令和7）年12月1日より前に切れる場合はその有効期限まで）
そのため、マイナンバーカードがある場合は、そちらの利用がおすすめです。
マイナンバーカードに保険証をひも付けて「マイナ保険証」として利用すれば、マイナンバーカード1枚で身分証明書と健康保険証を兼用できるので、持ち物を減らせます。
新幹線での移動時に役立つもの
・おむつ・おしりふき（小さなお子様がいる場合は必須です）
・着替え（こぼれた飲み物や汚れに対応できるよう、予備の服を持っていくと安心です）
・食べ物と飲み物（長時間の移動中に、子どもが空腹にならないように）
・音を出さないおもちゃやタブレット（車内で静かに遊べるものが役立ちます）
スキー用品の持ち込み方法
新幹線でスキー旅行をする際には、スキー用具の持ち込み方法を事前に確認することが重要です。
スキー用品を持ち込む際は、以下の点に注意しましょう。
・スキー板やスノーボード
新幹線には、スキー板やスノーボードを持ち込むためのスペースが設けられている車両が多いです。
通常、スキー板やスノーボードは大きなケースに収納し、車両の指定された場所に預けられます。
無料ですが、混み合う場合があるので、事前にスキー場に配送しておくのもおすすめです。
・スキーウェアやブーツ
スキーウェアやブーツは、荷物として持ち込みます。
ウェアは軽く、畳んでスーツケースに入れたり、リュックに詰めたりすることができます。
ブーツは大きいため、旅行カバンに収めるか、専用のブーツケースに入れると便利です。
・手荷物の管理
新幹線の車内には、足元のスペースを利用して荷物を置けますが、混雑している場合や座席の配置によっては、荷物を収納する場所が限られるケースも多いです。
事前に荷物の大きさや重量を確認し、持ち込む荷物はコンパクトにまとめておくとよいでしょう。
新幹線での快適な移動方法
新幹線は子連れ旅行に非常に便利ですが、長時間の移動では子どもが退屈してしまったり、ぐずってしまったりすることもあります。
そんなときに役立つコツや、快適に過ごすためのポイントをご紹介します。
・車両選び
新幹線には、子ども連れに優しい車両がある場合があります。
例えば、ファミリー向けの指定席が設けられている車両もあり、子どもが騒いでも周囲に迷惑をかけにくい環境が整っています。
また、車両の前方や後方はトイレが近いため、子どもが急にトイレに行きたくなった場合にも便利です。
・座席の選び方
座席は、できるだけ広い座席を選ぶと安心です。
多くの新幹線には、足元が広くなる「グリーン車」や、ファミリー向けに2席が並んだ広めの席があります。
長時間の移動では、座席が広いと子どもも快適に過ごしやすいでしょう。
・早めの出発と休憩
新幹線を利用する際は、出発前に余裕を持って駅に到着し、子どもがリラックスできるようにしておきましょう。
また、移動中に適度な休憩も大切です。例えば、食事の時間を設けたり、駅で軽く散歩をしたりしてリフレッシュしましょう。
まとめ
子連れで新幹線を利用してスキーに行く際は、事前準備をしっかり行い、移動中の過ごし方にも工夫をすると、ストレスなく快適に旅行を楽しめます。
スキー用品の持ち込みや新幹線での快適な過ごし方を考えれば、家族全員が笑顔でスキー場に到着できるでしょう。