この冬の旅行意欲は去年と比べてどう変わった?近年の旅行意欲と人気の旅行先を紹介
この冬の旅行意欲は、新型コロナウイルスや物価高騰の影響を受けているせいか、昨年とほぼ変わらないという人が大半を占めます。一方で、これまで我慢していたぶん、今冬は旅行を楽しみたいと考えている方も多く、温泉や国内旅行、スキー・スノボツアーに注目が集まっています。
ここ数年、世界の情勢や経済状況は大きく変わり、その影響は旅行の意欲やニーズにも反映されています。
なかでも新型コロナウイルスの影響は甚大で、外出や旅行を控える動きが高まりましたが、緊急事態宣言が解除され、新型コロナが第5類に移行された今、旅行ニーズにはどのような変化が見られるのでしょうか。
今回はビッグホリデーが実施したアンケート調査を元に、現在の冬の旅行意欲についてまとめました。
今冬の旅行意欲は昨年とどう変わった?2023年冬の旅行に関するアンケート調査
「この冬の旅行意欲は2022年と比べてどうですか?」という設問に対し、最も多くの割合を占めた回答は「変わらない」で全体の61%を占めています。
次いで「高まっている」が16%、「とても高まっている」が10%と続いており、両方を合算すると全体の1/4程度の人が昨年に比べて旅行意欲が高まったと回答しています。
一方で、「かなり下がった」が9%、「少し下がった」が4%と、旅行意欲が減少したと回答した人も全体の1割強ほどを占めています。
なぜこのような結果になったのか、その理由を2つのポイントに分けてまとめました。
「変わらない」「下がった」と回答した理由
旅行費用の上昇
旅行に対する意欲が変わらない、または下がった理由として最も考えられる
のが、旅行費用の上昇です。
日本では1990年代後半から長らく物価の大きな上昇は起こっていませんでした。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によってモノやサービスの提供が停滞したことや、ロシアによるウクライナ侵略など世界情勢の大きな変化によって国内への輸入物の相場が大幅に上昇したことから、物価が高騰。
食品や日用品といったモノの値段が上がったのはもちろん、交通費や旅行費などのサービスも次々値上がりしました。
同じ行き先、内容の旅行・ツアーの費用が以前より割高になったことで、「旅行に行きたいけどコスト面で諦めた」という方も多いようです。
感染症への不安
新型コロナウイルスは2023年5月より、感染症法の中で危険性が最も低いとされる5類感染症に移行しました。これにより、新型コロナウイルスは季節性インフルエンザや感染性胃腸炎などと同じ分類になりましたが、依然として感染力が強いこと、抗ウイルス薬などの開発が途上にあることなどから、新型コロナウイルスに対して未だに強い不安や警戒を抱いている方は少なくありません。
特に人気のある観光地やリゾート地は人が集まりやすいことから、感染症に罹患するリスクも高く、「感染が怖くて旅行に行けない」という意見も根強く残っています。
旅行意欲が高まった」と回答した理由
2022年より「旅行意欲が高まった」と回答した理由として考えられる要素は大きく分けて3つあります。
我慢していたぶん、旅行への意欲が強くなった
新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた当初、国は緊急事態宣言を出し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけを行いました。緊急事態宣言が解除された後も、外出や旅行を控える考えは根強く定着し、旅行を我慢していた方は少なくありません。
そんな中、国は新型コロナウイルス感染拡大によって大打撃を受けた観光業界を支援するための施策を実施。国が外出や旅行を後押ししたという事実により、旅行に出かけることへの後ろめたさがなくなり、これまで我慢していた旅行への意欲が強くなったという方が多いようです。
感染対策の定着
新型コロナウイルス感染拡大以降、どの産業でも当たり前のように感染対策を講じるようになりました。特に人の出入りが多い観光地やリゾート地では徹底した感染対策を行っているところが多く、安心して利用できるという考えが定着したことも旅行需要上昇の一因となっています。
旅行客を歓迎するムードがある
新型コロナウイルスの影響で大きなダメージを被った観光地・リゾート地は、以前よりも集客に力を入れています。
例えば独自のキャンペーンや特典を設けたり、お得なプランを提供したりと、独自の創意工夫を施すことで、旅行者歓迎のムードを盛り立てています。
その結果、サービスを利用した利用客の満足度も向上し、「また旅行に行きたい」という意欲への増加につながっています。
この冬はどんな旅行に行きたい?人気の旅行を紹介
次いで多かったのは「国内旅行」で17%。「国内のレジャー施設に行きたい」「グルメを楽しみたい」という意見が目立ちました。また、「国内でゆったり過ごしたい」という声があり、移動に時間を取られる海外よりも近場でゆっくりしたいというニーズが高いようです。
3位は「スキー・スノボツアー(宿泊)」で、日帰りのケースを含めるとスキー・スノボ旅行に行きたいと考えている人は全体の6%を占めています。スキーやスノボは冬ならではのアクティビティ。アンケート回答でも「冬はやっぱりスキー」「久しぶりにスキー、スノボを楽しみたい」という声が多く見受けられました。
「コストパフォーマンスが良い」という声もあり、コストを節約しながら旅行したいと考えている方からの人気も高いようです。
今冬のスキー・スノボツアーの予約ならビッグホリデーへ!
新型コロナウイルス感染拡大や世界情勢の変化に伴う物価高騰などにより、未だに旅行への意欲がわかないという方は少なくないようです。一方で、これまで我慢していたぶん、今冬は思い切りレジャーや旅行を楽しみたい!と考えている方も多くいます。人気の旅行としては、温泉を含む国内旅行の他、冬ならではのアクティビティとしてスキー・スノボツアーを検討している方が多いようです。
ビッグホリデーでは、国内で人気のスキー・スノボツアーを多数取り扱っています。今冬はウィンタースポーツをめいっぱい楽しみたいとお考えの方は、ビッグホリデーでスキー・スノボツアーを探してみてはいかがでしょうか。